2016年7月11日月曜日

ノアの家系、さかのぼると人類はひとつ

ちいろば先生「旧約一日一章」

以上が、その国々にいる、ノアの子孫の諸氏族の家系である。大洪水の後にこれらから、諸国の民が地上に分かれ出たのであった。
(創世記10章32節)


 ノアの三人の子供たちは、セム=サァーニー褐色、ハム=フーム黒色、ヤペテ=イヤーパット白色、このように三人種を暗示する言葉と一致する。すなわち全人類を示す言葉である。従って「これらはノアの子らの氏族であって」という言葉は全人類、すべての人々、当時の彼らを苦しめているバビロンの人々も含まれ、ノアの、すなわち神のあわれみの子であるという意味であり、神のご支配のうちにあるという宣言である。たとい相手がどんなに大きくても、その力がどんなに巨大であっても、すべては神のご支配のうちにある。

 使途パウロは「わたしたちは、肉にあって歩いてはいるが、肉に従って戦っているのではない」(コリントⅡ10章3節)、と語っている。私たちも全能の神にあって、いつでも、どこでも見えるものにとらわれることなく主にあって雄々しく生きていくものとなりたい。

主よ
私たちを迫害するものの為に祈ります
彼らも同じノアの子孫、神のあわれみの子です。
わたしたちは彼らの罪を赦しますから
わたしたちの罪をもお赦しください
キリスト・イエスの御名によって、お祈りをお捧げ申し上げます
アーメン



0 件のコメント:

コメントを投稿