2016年6月3日金曜日

ネタばれ注意! 映画「復活」の感想

ネタばれ注意の記事です。
映画「復活」を見てきました。
映画「パッション」では、ゲッセマネの祈りから始まり血まみれのイエス様が印象的でしたね。
この映画は冒頭から目が離せません。バラバが捕らえられ、いきなりイエス様の磔刑のシーンから始まります。
イエス様が「完了した」と仰られた直後から物語は始まります。ローマの提督に忠実な100人隊長のクラヴィアスの体験を中心に物語は進行します。この100人隊長は熱心な信者を殺しまくっていた人です。だが部下から「このナザレ人は真実な人です。」と言われ膝折りをためらい、槍さしを部下に命じます。そして主が墓に葬られ石で封印するも、ユダヤ人祭司たちが復活を予言されていると恐れるので、提督の指示のもと3日間寝ずの番をつけます。ところが3日目の夜が明けてみると、番人たちはぶどう酒で寝込み、厳重に縛っていた石の扉は吹っ飛び、その石を縛って封印していたロープは強靭な力で引きちぎられていました。(聖書を読むと御使いが遣わされて来ています。御使い1人いれば1国が吹っ飛びます。ましてや石の扉など造作もなかったでしょう。)
提督は100人隊長に死体探しと弟子たちの追跡を命じます。しかし弟子たちを追跡しているうちに、いつの間にか弟子たちの魅力に引き込まれ仲間になりローマ軍の追跡をかわす手伝いをしてしまいます。しかし逃亡の途中でついにローマ兵に見つかってしまいますが、隊長クラヴィアスは「彼らが世界を変えるのだ。見逃せ。」と、かつての部下に命じ、彼を去らせます。そして、約束の地「ガリラヤ湖畔」でとうとう復活の主に合うのです。(感動)
そして弟子たちとともに隊長クラヴィアスも主の奇跡の御わざを目のあたりにします。
イエス様が去られる前の晩、ひと夜を弟子たちと同じように隊長クラヴィアスも主ととも過ごします。イエス様から「きみの望みはなんだい?」と尋ねられ、「永遠の生命を得たかったんだね」と言い当てられ驚くも、願いが主によって成就した喜びと平安のうちに朝を迎えます。
主がいないと叫ぶ弟子たち。主を探し求めると、輝きを増した主が遠くに立っておられ、「君たちの居場所を作りに行くんだよ」と言われ、見えなくなられます。
主は言われました。「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。」「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
このように主からの大宣教命令を受け、弟子たちが伝道のために散っていくシーンで、自分にもこの命令が送られたように感じ、涙が溢れてしまいました。主とともにいたい・・・
隊長クラヴィアスは「一緒に行こう」とパウロに誘われますが、一緒に行きせんでした。行けなかったのでしょう。しかし一度家に戻り隊長の印を置くと、彼はひとり旅に出ます。ここで映画は終わります。
もしかしたら、ひとり身になって、弟子たちの後を追ったのかもしれませんね。だって、主を十字架にかけた側の人間であるにも関わらず、復活した主に告白し、主に直接祝福を受けたのですから。
隊長クラヴィアスの目を通して、あなたも歴史の生き証人となれる映画です。
オススメですよ。

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