2016年3月16日水曜日

マザー、まなざしの向こうに見ていたものは・・

もしあなたが謙虚であるなら何ごともあなたの心を汚さないでしょうもしあなたが聖人であるなら神に感謝しなさいもしあなたが罪人であるならそのままでいてはいけません(マザー・テレサ)

マザー・テレサはローマ教皇によって聖人に認定されました。カトリックによれば殉教者でない人が「聖人」に認定されるには、死後に2度の「奇跡」を起こしたことが認定される必要があるといいます。
しかし彼女は「奇跡」に関してこのようなことを言っています。
「奇跡なのは、私たちがこの仕事をすることではなく、それをすることが幸せだということです。」
「私は、不親切で冷淡でありながら奇跡を行うよりは、むしろ親切と慈しみのうちに間違うほうを選びたいと思います。」

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彼女はカトリックの枠を飛び越え、救済の道を奔走しました。
死後それでもマザーはカトリックの聖人となりました。
なぜだと思いますか?

マザーは、助ける人々の姿にイエス様を見ていました。渇いているイエス様、痛みのうちにあるイエス様、血を流すイエス様、銃弾に倒れたイエス様、飢えに苦しむイエス様・・・彼女達が嬉しそうに施しをするのは、いつもイエス様と会えたからなのです。マザーはカトリックの枠を飛び越え、見捨てられた人々に救済の手を差しのべ続けた真のクリスチャン、キリストにならう者であったと思います。わたしはマザーの姿に献身・・身を捧げることの意味と喜びを学びました。

祈ります。
天の父さま
わたくしもマザーのように、出会う人々のうちにイエス様の姿を見て、喜びに溢れて救済の道を歩めるようでありたいと思います。
しかし主よ。
自分ではどうすることもできません。
わたしは罪びとの頭で、死罪に値する人間ですから。
ですから主よ
あなたがそうして下さい。
聖霊を送ってください。
いついかなる時も、あなたがいて
歩む先に、あなたを見るようにしてください。
尊き主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン

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