2017年9月11日月曜日

153


「聖書に隠された数値に驚く」
私は数学が得意だ。とくに物理数学。だからコンピュータの専門家だったときも、大いにその才能を発揮して貢献することができた。
そんな私だから、聖書にかかれた数字の意味を知ったときにまったく驚いてしまった。たとえば、サタンには666、キリストには888、十字架には777という数値が隠れていると言われている。全てが数学的に表現可能であるのはたいへん納得がいく話ではあ
る。なぜなら神の摂理によって、ありとあらゆる世のなかの仕組みが出来上がっているからである。数学的な表現ができるということが物質の創造に関わっていることの証しでもある。
今回は、そのような聖書の秘密の数値のうち「153」に着目してみよう。
ヨハネ 21:11
シモン・ペテロは舟に上がって、網を陸地に引き上げた。それは153匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったけれども、網は破れなかった。
聖書を読んでいる方であれば、イエス様に言われて網を投げ入れ153匹もの魚を漁ったという話しはよくご存知のはずである。
この「153」という数字は3の倍数であり、特別な数字なのだ。どう特別なのか・・・
「153」は三角数であり、1~17までの整数を全部足した数である。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17=153
 こうした数は、「トライアングル・ナンバー」(triangle number)または、「三角数」と呼ばれている。
じつは聖書の中、また聖書に関連した数として、三角数がよく出てくる。次のものはみな三角数である。
●神は唯一──1
●神の三位一体──3
●神が天地創造のみわざをなされた日数──6
●カナの結婚式でイエスは、6つのかめに入った水を全部ぶどう酒に変えられた(ヨハ2・6)  ──6
●イエスは受難の予告から6日の後に変貌された(マコ9・2)――6
●「主の祈り」は6つの願いから成る――6
●神はモーセに「十戒」を与えられた。──10
●聖書巻頭の言葉、創世記1・1「はじめに神が天と地を創造された」を構成するヘブル語の文 字数──28
●聖書の書物数──66
●ペンテコステの日に二階座敷に集まっていた弟子達の数(使徒 1・15)──120
●難破した船でパウロと共に救われた人々の数(使徒27・36) ──276
●ノアの箱舟の長さ(創世6・15) ──300(キュビト)
●患難時代の独裁者「獣」を現わす数(黙示13・18)──666
●創世記1・1のヘブル語を数字に換算したもの(後述するゲマト リア)――2701
 これらはみな三角数である。そして、今私たちが見ている「153」も、三角数なのである。
「153」の特殊性
153の各桁の数値は1、5、3である。これら各桁の数を3乗して、たす。すると、どんな数が出てくるか。
153→(1の3乗)+(5の3乗)+(3の乗)
=(1×1×1)+(5×5×5)+(3×3×3)
=1+125+27
=153
つまり、各桁の数字を3乗して足すと、もとの153に戻るのである。計算した結果がもとの数字だというのは、あらゆる数値のなかでも、非常にまれな数値であるということが出来る。
さらに試して欲しいのだが、3の倍数である数値ならどんな数値でも、上記の計算を繰り返していくと最終的に「153」に戻るのである。そしていったん「153」になれば、あとは何度計算しても「153」のままである。
これは驚くべきことである。いかに「153」が特殊な数値であるかが判る。
この計算手法で「3乗」というのは、「立方体化」と呼ばれる数学的手法である。私たちの住む宇宙空間は三次元で表現できる。また、幕屋の至聖所が立方体であったことにも見られるように、立方体は重要な神的象徴であり、「3乗」というのはそれにかかわっている。
黙示録7章には神の印を押される144000人のイスラエルの子孫の一節があるが、この「144000」も3で割り切れる、つまり3の倍数である、ということはこれも上記の3乗の計算を繰り返すと最後は「153」に帰結する。
黙示録8章
七人の天使がラッパ(士気を上げる音)を吹く(8章6節-11章19節)
第一のラッパ:地上の三分の一、木々の三分の一、すべての青草が焼ける (8:6-7)
第二のラッパ:海の三分の一が血になり、海の生物の三分の一が死ぬ (8:8-9)
第三のラッパ:にがよもぎという星が落ちて、川の三分の一が苦くなり、人が死ぬ (8:10-11)
第四のラッパ:太陽、月、星の三分の一が暗くなる(8:12-13)
第五のラッパ:いなごが額に神の刻印がない人を5ヶ月苦しめる(9:1-12)
第六のラッパ:四人の天使が人間の三分の一を殺した。生き残った人間は相変わらず悪霊、金、銀、銅、石の偶像を拝んだ(9:13-21)
クリスチャン人口は、地球人口の3分の1と言われている。ということは、クリスチャン人口の数値を使って上記の計算を繰り返すと、やはり「153」という数値に帰結するのである。

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